BLOG
LATEST ARTICLE
- 2020/09/30
- ココロに響く、静かな写真
-
今回は写真展をご紹介。
ROBERT FRANK [RETROSPECTIVE] PartⅡ・beyond Memory
場所は御茶ノ水のgallery bauhausです。スイスで生まれアメリカで多くの写真活動をしたロバート フランクの回顧展、
part I・II、と2部を期間ごとに展開する内容
少し前のPartⅠ・on the rordではアメリカを旅しながら撮ったロバート フランクの初期作が多かったようで、そんな写真群からアメリカ写真の金字塔のような50's~60'sごろの写真集「THE AMERICANS」が生まれました。
今回のpartⅡではその後に訪れたカナダ、パリ等で撮影された作品が中心。
人のいる、リアリスティックで何かこちらに訴えてくる,皮肉を含んだ美しさを表現した初期作品とはまた違い、後期は窓辺のオブジェや身の回りの物事、植物などより内面へと視線を注いだ様子も感じれました。とてもぐっとくるような、感性に響く写真が多かったですよ。
去年9月に94歳で亡くなったロバート フランク、彼のイメージに少し触れてみては?9.24thu---11.21sat
シバタ
- 2020/09/28
- 月と六ペンス
-
こんにちは!はやしです◎今日はおすすめ本を!
いつもヘラヘラしてる私ですが、本も読みます。
この本は、ボスが貸してくれた、私が美術館に興味を持ったりしたキッカケになった本でもあるのです。
サマセット・モームの小説です。
画家ポール・ゴーギャンをモデルに、絵を描くために安定した生活を捨て、死後に名声を得たストリックランドという主人公の生涯を描いたお話。
ゴーギャンのそのものの人生をかいている訳ではなく、多少違う所もあるみたいですが、個人的にはすごく惹き込まれて読み終わるのが早かったです。
それまでは、ゴーギャンという画家がいて、地面や山がピンクになっていたりと色彩感覚が少し変わった絵を描く人だな。くらいにしか思っていなかったのですが、話の始まりは本当に普通の家庭からのスタートなんです。
彼は毎日、会社に働きに出て、学校に通う子供達、家事をしっかりこなしながらも家に主婦友達を招いてはお茶会をしている奥さんがいる、そんな小さな幸せな家庭。
ある日突然、画家を目指すべく家族、仕事、金全てを捨てて絵を描くことを始めます。最初はまわりから、下手だのお金を払う価値もない、見れたもんじゃないなど、散々言われまくったストリックランドですが、全てを捨てた者は折れません。
お金もなく身なりもそんなに綺麗ではないのに何故かストリックランドの周りには女性が絶えません。
登場人物の中でもとても印象に残る人がいました。
彼が描く絵をずっと褒める男性。
のちに、この男性と共同生活をしたりするのですが、現実世界でもゴーギャンは共同生活をゴッホとともに過ごしていたりと、リンクする点があり、画家の生い立ちなどがストーリー仕立てで面白く学べたのは、わたしにとって、とても入り込みやすかったです。
この本を読んで以来は、美術館に行っても画家の生い立ちや年表などをしっかり見てから作品を観るようになりました。
年代や時期によって作風が変わっていたり、風景から、人物画になっていたりと色々変化を感じ取ることが出来るようになりました。
始まりは堅苦しい文章からはじまりますが、どんどん惹き込まれていきます。
美術館など、自分にはちょっと敷居が高いなぁ、難しいなぁ。なんて感じている方はこんな本から入っても良いかもしれないです(^^)
- 2020/09/19
- kid'sでmidな世代
- こんにちは!
おすすめ青春映画のお話
「mid90s」監督ジョナ・ヒル制作はA2490年代のストリートカルチャーを背景にした、少年少年の物語です。
足を踏み入れたい「場」というものに身も心もおどる、生きる!そんな青春1ページをみた気持ちでした。
90'sミュージックやファッションもいい感じ。ラリー クラーク監督作「kid's」にも通ずるところあり。
シバタ
- 2020/09/13
- ちょっと早い芸術の秋。
- こんにちはdropの木島です。
まだまだ暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?
今回は少し早いですが、芸術の秋ということで、先週行った
森山大道の写真展の事を書こうと思います。
今回のテーマがTokyo:ongoingということで、3部構成になっていて
一つは、過去の作品
↑有名な写真が目の前で見れます!感動です。
2部目は森山大道さんが前からやっていたシルクスクリーンの作品です。↓
なかなかの迫力でした! 私の大好きなAndy Warholを思わせる作品でした。うーんスタイリッシュ!
3部目はすみません。撮影禁止で撮れませんでした。
今の東京がテーマで渋谷や新宿の人や物・場所などが、白黒とカラーの
写真で大道さんらしいなんとも言えないリアルさとこっけいな人間達の
日々が力強く表現されていました。
恵比寿の東京都美術館が綺麗で広々としていて、気持ち良い時間を過ごせました。
前日予約なしで、見れるので気が向いたらぜひ見に行って下さい。
おすすめです。それではまた!
- 2020/09/11
- 読んでから観る、観てから読む本
- まだまだ暑い日が続いてますがもうすぐ秋。
芸術、読書、映画など感性を磨くのにとっても良い季節ですよね。
今回はある本のお話、dropのお客様から聞いて読んでみた良い本です。
「映画には動機(ワケ)がある」町山智浩氏 著映画作品をいくつかピックアップして深掘りした内容で、独特の目線やバックグラウンドのとらえ方がとても素晴らしいです。dropでもよく流しているジム ジャームッシュ監督の映画作品の一つ「パターソン」や、少し前にブログでもご紹介したアルフォンソ キュアロン監督の「ROMA」等も含まれていて個人的にもまた視野が広がって面白かったです。まだ観ていない作品もより観たくなったりして、みてから読むも読んでからみるも良いというような感じがまたいいですよ!
何気ないワンシーン。その中にある監督の表現としての動機が垣間見れます。さり気なく表現してたり表にテーマ性やメッセージを出さないようなそんなそれぞれのスタイルのような部分に触れたような気がしました!
シバタ
- 2020/09/09
- 磯村暖 個展
-
こんにちは、dropスタイリストのはやしです。
先日、dropのすぐ近くにあるギャラリー、EUKARYOTEに磯村暖さんの展示を見に行って来ました。
歩いて、3分くらいのところにあって、仕事が早く終わった時など足を運んだりします。
ここは期間で展示しているアーティストが変わるので気か向いたときに行くと面白いです。
磯村暖さんは、銀座の蔦屋書店のギャラリーでも同時に個展を開催していて、行ってみたいなーと思っていたんですがなんとdropの近くでも個展をやっていたので運よく見に行けることが出来ました。
東京藝術大学出身の磯村さんはニューヨークに拠点を構え、帰国後初の個展だそうです。
一番わたしの印象に残った作品です。空調が効いている無音のギャラリーの中にインスタレーションがたくさんありました。
石膏や木片などを使ったインスタレーション作品
ひとつひとつからパワーを感じました。
もう、期間はおわってしまったけれど、小さいギャラリーなので、dropに来た際にフラッと足を運んでみてはいかがでしょう?
- 2020/09/04
- ショートカット、おすすめ。マッシュウルフ秋ヘアー
-
こんにちは、柴田です。
ヘアスタイルを変えて気分を盛り上げたいところだと思いますが、みなさん新しくスタイルチェンジをいろいろとお考えの方多いのではと思います。
それで マッシュウルフもおすすめですね。ショートカットで雰囲気を出したい、毎日のスタイリングも簡単に気分で楽しみたいという方には特に良いですよ。
カラーと組み合わせてマイナーチェンジしていけるのも良いところです。オイルやワックスでその日の気分に合わせ,動きをつけたりタイトにしたりといろいろ楽しめますよ!
今回はダークトーンカラーの落ち着きつつも透明感のある色味で重くなりすぎないように調整。これからの季節にも良さそうですね。
スタイルやカラーの事等、是非なんでもご相談して下さい!お待ちしております。
- ARCHIVE
- 2023/12
- 2023/11
- 2023/10
- 2023/09
- 2023/08
- 2023/07
- 2023/06
- 2023/05
- 2023/04
- 2023/03
- 2023/02
- 2023/01
- 2022/12
- 2022/11
- 2022/10
- 2022/09
- 2022/08
- 2022/07
- 2022/06
- 2022/05
- 2022/04
- 2022/03
- 2022/02
- 2022/01
- 2021/12
- 2021/11
- 2021/10
- 2021/09
- 2021/08
- 2021/07
- 2021/06
- 2021/05
- 2021/04
- 2021/03
- 2021/02
- 2021/01
- 2020/12
- 2020/11
- 2020/10
- 2020/09
- 2020/08
- 2020/07
- 2020/06
- 2020/05
- 2020/04
- 2020/03
- 2020/02
- 2020/01